ドラムの話

ムラゴンにて長期に書いていた「ドラム日和」から移動してきました。 アクセスの多かった記事は予めコチラに加筆・修正して転記しています。 今後は「ドラムの話」として書いていきます。

ドラムの事、音楽の事。
機材、プレイ諸々。
たまに雑話。

 以前ブログに海外からドラムパーツを購入している事を書いた事があります。
 
 海外から購入するメリットは・・・
 ・日本で販売されていないパーツやツールがある。
 ・輸入製品の場合は海外から購入した方が安いことが多々ある。
 僕の場合は上の2点です。
 
 反対にデメリットは・・・
 ・手元に届くまでに時間(日数)がかかる。
 ・製品にトラブルがあった際に自分で対応しなければならない。
 ・日本向けに発送できない製品やショップがある。
 ・・・って感じかな(個人の感覚です)。
 
 メリットについてですが・・・
 1点目は僕が好きなハードウェアメーカーの Gibraltar Hardware ・・・最近は日本の通販サイトや一部店舗でも見かける事がありますが、以前は日本に代理店が無かった為ショップが直接取り寄せた物や海外から持ち込まれた製品しかありませんでした。
 そういう製品を入手するためには個人で取り寄せる(個人輸入)するしか方法が無かったので「ど~しても欲しい製品」が手に入る手段としては有効です。
 
 2点目については販社が日本に輸入して販売するには輸入にかかる手間と費用、代理店を経由する場合はそこの人件費、在庫として抱える為の費用などが加算されるので海外の製品を購入する場合は個人輸入の方が安価に入手できる可能性が高いです。
 
 デメリットについて・・・・
 1点目は送料をかければ航空便などを使って案外短い期間で手元に届ける事はあります。
 しかし、一般的な輸入製品の場合は送料を抑えるために輸出向けのコンテナがいっぱいになるか、中継点に荷物を貯める猶予期間のどちらか短い方で日本に向けて送られる為どうしても送付期間がかかるし、手元に届くまでの日時に開きができてしまいます。
 
 2点目は初期不良や輸送中の事故があった場合、販売元や輸送業者へ自分自身で交渉しなければないです。
 やりとりは基本的に「英語」になります。
 まぁ、翻訳サイトなどを使って英文を作ってメールで連絡をする方法もあるので思ったほど高いハードルではありませんが、日本の常識だけで向き合うと意見が合わない事が多々あります。
 
 3点目は日本向け(に限らず海外向け)に出荷はしません!ってショップが意外と多いです。
 まぁ、送るにしても関税手続きが面倒だったり、そもそも海外向けのトラフィックをしていない配送業者しか使っていないショップもあります。
 それと、総合通販ショップ(Amazonなど)では一覧に表示される商品でも取り扱い業者によって輸出する業者と輸出しない業者があるので購入できる製品と出来ない製品があります。
 Amazon(米)では送付可能・不可能や関税について購入ボタンの上に表示してくれます。
 
 ・・・って事を承知の上で海外から輸入をした際に現在の配送状況が気になると思います。
 輸送業者ごとに追跡情報を表示されます。
 日本に入ってからの輸送業者が日本郵便の場合は日本郵便の荷物追跡さいとからら荷物番号から追跡できます。
 その際、日本に入る前の情報は現地の輸送業者の情報が英語で表示されます。
 その意味が分からずヤキモキするかもしれないので、その辺を紹介してくれている日本郵便のサイトのリンクを貼っておきます。

 ページの真ん中やや下に一覧があります。
 
 「Dispatch from outward office of exchange」って何?とかって時に役立ちます。
 
 ついでに 米Amazonのドラム&パーカッションページのリンクも貼っておきます。

 このページ・・・見ているだけでワクワクしちゃいます。
 
 ・・・って事で、海外から輸入するアレコレでした。
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 バンドを始めた当時、高校生だった僕の周りには社会人のバンドの先輩がたくさんいた。
 同級生や高校の先輩達バンドにも知り合いはいたけど深く関わっていたのは社会人バンドの人達だったのはラッキーな事でした。
 
 世の中がバンドブームに入る直前の頃、前世代のフォークブームが落ち着いた後で音楽(バンド)が趣味の人が少なかった頃でした。
 
 先輩達は厳しかったです。
 良くない部分は直撃で言われたし、手抜きやサボりが目につくと簡単に相手にされなくなる環境でした・・・ってか一生懸命にやっていなければ歯牙にもかけない感じでした。
 それはプロ志向とかそうじゃないとかは関係なくて、音楽に向き合う姿勢を見られている感じでした。
 
 真剣に育てられた・・・と思っています。
 
 滅多に褒められない・・・ってか褒められた記憶が無い(^_^;
 ただ、良くない部分の指摘はするけど否定はしない・・・指導が上手かったんだろうな。
 
 厳しいことは社会になってフリーで叩き始めてからも多々あったけど、そういう事を言うベテランさんも否定はしなかったな。
 
 褒めて伸ばすのは多分僕には合わなかったんだろうと思う。
 褒められすぎて調子に乗って大人になって実力不足でバンドに入れなくなった人を沢山見てきてつくづく思う・・・僕も褒められすぎると多分自分に甘くなったり自信過剰になっていたと思う。
 
 先人達の凄さってこういう所なんだろうなぁ・・・。
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 趣味の一つにカメラ(デジカメ)がある。
 この趣味は本州に来てから始めたモノで、いずれ地元へ戻った時に「今」見ている景色を忘れないよう日常を残しておこう・・・ってのが原点。
 
 この趣味・・・個人的にドラムによく似ていると感じる部分が多い。
 
 ドラムは叩けば鳴る。
 デジカメは(オートにして)シャッターを切れば撮影出来る。
 
 ただ、どちらも良いモノにしようとするとそれなりの努力や勉強が必要になる。
 
 例えばスネアも良い音で鳴らそうとするならグリップやフォーム、チューニングの勉強や経験が必要になるのと一緒で構え方から画角や被写界深度、カメラの機能なんかを理解する必要がある。
 
 そして更に良い(好みの)モノ(音や画像)を出そうとするとハード的なアップグレードや変更が必要になる。
 
 ・・・・って部分が似ているなぁ・・・ってトコ。
 
 まぁ楽器なら総じて似ているんだろうけどね。
 
 
 幸いな事に僕にはどちらも良い先輩がいました。
 
 ドラムに絞ると以前に書いた通り高校時代に吹奏楽の講習会の打楽器の講習でショットの基礎とブラスバンドでのドラムセットの叩き方を覚えたのが始まりだけど、アマチュアバンドの先輩(社会人)がロックを叩く時のドラムキットの音量バランスを教えてくれた。
 
 正直、音の違い(迫力)に驚いた(^_^;
 それからプロアマ問わず色んなドラマーを観るのが楽しい(^^)
 
 カメラもキレイな画像を見るとEXIF情報を見たり画角をイメージしたり・・・。
 詳しい先輩(歳下くん)に教えてもらったり。
 
 なんか・・・進歩(進化)の手段が似ているなぁ・・・って思うこの頃です。
 
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 表題通り・・・「んな事は分かってるわい!」って人が多数だと思いますが・・・敢えて書きます。
 
 現在・過去と身体の不調が原因でドラムを休む機会が多々あったんでね・・・書いときます。
 
 今は手指の炎症(通院中)に見舞われていて右手の小指と左手の薬指の爪がタヒんでしまっています。
 古い爪は徐々に指先に送られてやがて剥がれてしまいます。
 それ以外にも皮膚が硬化して剥がれたりしています。
 炎症の元々の原因は「手荒れ」の悪化でした。
 なので手荒れが酷くなりそうな時は早めにハンドクリームを使ったり手荒れ用の薬を使用することをオススメします。
 
 この症状で演奏をして実際に困っているのは「痛み」です。
 スティックのエンドやグリップ部分が薬指に当たると酷い痛みを感じます。
 「ウッ!」って痛みが走ると例えそれが一瞬でも脳と身体のタスクが遅れてしまいます。
 そんな現象が一曲で何度も起こるなら演奏なんて出来たモンじゃありません。
 実際・・・痛いのイヤだし・・・。
 
 次は「」です。
 数年前から老眼の症状が出ていてね・・・。
 暗くなると文字が見づらくなったり細かな文字が読めなかったり・・・で「目が疲れているのかも?」なんて考えていたんですが、たまたまドラッグストアにいる時にメールが入ってきて読みづらかったのでサンプル展示していた老眼鏡を試してみたらメッチャ読みやすくて「老眼だったんだ!」って気づきました。
 コレね・・・ライブとかで照明を落として演奏する時に楽譜(音符)が全然見えないんです。
 
 んで、JINS で眼鏡を作ろうと検査してもらったら乱視も発覚。
 なので「老眼」+「乱視」+「中遠」の3つの焦点の眼鏡を現在使用中(普段は邪魔なのでかけていないけど)です。
 
 しかし、目の検査をしてくれた人曰く面倒くさがらずに眼鏡を使用するのが目には良いそうです。
 眼鏡を使わずに疲れたままの目で過ごすと悪化しやすいらしいです。
 
 そして「椎間板(腰・背中)」です。
 僕は若い頃にやっちゃったらしく椎間板が4カ所消失しています。
 ある日どうしようもない背中の痛みで整形外科に行った際にレントゲンを撮って見つかりました。
 普段は特に何もしていませんが、仕事中は痛みが出ると面倒なのでスポーツ用のサポーターをしています。
 個人的な感想ですがコルセットなど固定を目的にした製品よりもサポートを目的にした製品の方が動きやすく腰の可動域も広くなるのでサポーターばかり使っています(コルセットを謳う製品も一応持っています)。
 
 で、お医者さん曰く背中の筋肉(背筋)を維持していれば痛みは出づらいらしい・・・。
 しかし特に「背筋運動」とかはしていません。
 ウォーキングと日常的に背筋を伸ばして過ごすように心がけているだけで自分を支える背筋は維持されている・・・みたいです。
 実際、痛みが出た時ってイスに座っている時間が長く運動らしい運動もしていない時期で、上記の事を心がけるようになってからは痛みは出ていません。
 
 同じようなモノで、右足の膝の皿も一部欠損しています。
 膝の皿が欠けた時って自然に元の場所に戻ってくっ付くらしいんだけど、僕の場合は戻らずくっ付かずで未だに欠けた骨が残ったままです。
 痛みが出た時は歩けない程の痛みでした・・・マジで膝から崩れるようにコケる。
 コレも運動をして膝周りの筋肉を維持することで痛みは出ないようです。
 ホントなら手術とかして取り除くのが良いらしいです。
 
 ・・・って感じで直近数年間の痛みと対処を書いてみました。
 それでも(↑の症状程度なら)痛みさえ引けばドラムって叩ける。
 もちろん身体の不調に関しては叩くための準備というか養生というか治療や普段からの心がけが大切だと強く思います。
 

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 叩くだけで鳴ってくれる(ある意味楽な)ドラムには色々なリズムパターンがあって、原曲が同じでもリズムパターンを変える事で曲の表情がガラッと変わるところが面白かったり難しかったり・・・。

 コピーバンドをやっている時にはコピーするオリジナル音源に沿った(もしくはなぞった)リズムパターンを演奏するのが基本なので特別に意識しないで叩いている事が多いでしょう。
 僕もコピーバンドからスタートした当時は自分が叩いているビート(リズムパターン)が何なのかなんて意識もしないで叩いていました。
 
 しかし、バンドでオリジナル曲を作るとなるとリズムパターンのチョイスも曲の善し悪しを左右する一因になるのでチト考えたりしました。
 
 端的に言うとリズムパターンの名前なんて知らなくても誰かの曲で聴いた事があったり、個人練習で叩いた事のあるパターンを使ってしまえば何とかなると言えば・・・なる!
 
 高校時代はとにかくコピーしまくっていました。
 FMラジオで聴いた曲、友人から借りたアルバムの曲、スタジオで流れていたMVで印象に残ったリズムパターン・・・しかし、そのリズムパターンが何なのか?は知らないままでした。
 
 バンド期が終わってサポート期に入った時にリズムパターン(の名前)を知らない事で苦労した事がありました。
 熟年バンドをサポートした時にオリジナルを作る流れになって「この曲はソンゴで・・・」とか「試しにスィングで叩いてみて・・・」(一例)って感じで。
 全然分からなかった。
 なので正直に「それは何?」って聞くと「誰それの〇〇って曲と同じパターンだよ」って教えてはくれたけど「知らないと困るなぁ」と考えた。
 
 けど、そもそもレコードやCDを聴いてライナーノーツを読んでもリズムパターンの名前なんて書いていない。
 
 ちなみに教則本的なヤツにはリズムパターンごとの楽譜は載っていたけど、ラテンやブルースあたりで使うリズムパターンって音の並びだけじゃなくてニュアンスって重要な要素になるのでドラム譜だけでは理解しづらい。
 
 ・・・って日々を送っていたら熟年バンドのキーボードさんが持っていた家庭向けのキーボード(ポータサウンドとかあの辺)にプリセットでリズムパターンが入っているのを教えてくれて個人練習の時に貸してくれた。
 
 ニュアンスとかはだいぶ薄味な感じだけど何となく雰囲気は分かった。
 
 ただ・・・バ〇みたいに多くのリズムパターンが入っていて全部覚えるなんて「無理!」だったので自分が叩きそうな感じのパターンを中心にキーボードのプリセットリズムを流しながら叩く・・・を繰り返していました。
 
 コレって結構効果的で意図的に後ろにしたりジャストにしたりって工夫も出来るし、フィルインがグルーヴに合っているのか?も即分かり。
 
 とても勉強になった練習だったのでリズムパターンを覚える手段の一例として書いてみました。
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